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山田工房

こんばんは、HPの管理人のしげつぐです。
めっきりブログ更新が出来てなかったのですが、山田工房の作品が仕上がったのでご報告。
溜め込んでいた鹿の角と竹で撞木が出来あがりました。
IMG_1120.jpg
改良型 第3段です。
まだまだ在庫の角があるのですが、ひとまずコレだけ作れば少しは持つでしょう!
初版では、素材の調達先と加工方法を確立し試作品として作成し、特に問題なく演奏にも耐えてくれました。
第2弾では量産体制用に、ボール盤・グラインダー・丸ノコなどの工具を充実させ量産化に成功しました。
菜箸ではなく、竹を割って柄を作ることで「撞木の折れ」は回避できるようになったのですが
順調かと思いましたが、次の課題は「抜け」がありました。
強度の比較的強い竹の皮の部分を残して柄を作っているので、
強度は増したのですがツルツルな分、鹿の角と竹の密着が甘くなったのか。。。(と、想定してます)
第3弾では竹の部分に加工を加え、竹を毛羽立たせて密着を良くし
ボンドの注入し内部にとどまるように「ボントポケット」を作ってみました。
どんな加工を行ったかは企業秘密です。(写真を撮ってない)
コレが功を奏するのか、練習で実践あるのみです。