今日は、３月11日。
私の周りには、この日が結婚記念日という方もいらっしゃいますし、甥っ子の誕生日だったりもします。
それぞれに想いやドラマのある日ですが、昨年の今日、私達にとって忘れられない、忘れてはいけない日になってしまいました。
想像できないような大きな揺れと津波で命を落とすなんて、平凡な毎日の暮らしが奪われてしまうなんて、その日のその瞬間まで、だれが考えたでしょう…。
私達も神戸で震災を経験しました。
命を大切に生きること、自分のできることを、ただただ精一杯すること、それを改めて誓った３月11日でした。
昼食前に、メンバーで東北の方角に向かって黙祷をしたあと、私は稽古をお昼すぎに抜けて、新長田の鉄人28号のある広場へ向かいました。
『鎮魂と希望・絆の太鼓』を聴きに行くためです。
プロ・アマ問わず、大勢の太鼓打ちが、心を込めて、特別な想いで演奏されていました。
太鼓の持つパワーや温かさ、メッセージを受け取り、改めて太鼓をやっていて良かった…と心から思いました。
私達REN神戸も、４月22日に愛知県、尾張旭市で行われるチャリティーコンサートに参加させて頂くことになりました。
微力ですが、精一杯の演奏をしたいと思います。
被災地や被災された皆さんに、早く本当の春が訪れますように…。
