太鼓の内側・裏側に興味がある人
「和太鼓の裏側はどうなっているんだろう?」「太鼓を使った言葉があるけど、太鼓には関係あるの?」
そんな疑問にお答えします。
和太鼓教室で教えてくれない和太鼓の裏側ですが、業界の闇を暴露するページではありません。普段見ることができないリアルな太鼓の内側・裏側のおはなしです。和太鼓教室ではなかなか教わらないマニアックな和太鼓情報です。
和太鼓教室でも教えてもらえない和太鼓の裏側
太鼓は古来から研究に研究を重ねられ、どうすれば良い音がでるのか、良い余韻を残すためにはどうするのか様々な職人が試作品をつくり研究してきました。
和太鼓メーカーの超老舗である浅野太鼓さんは、その研究の最先端といっても過言ではありません。
浅野太鼓さんが正解というわけではありませんか、和太鼓の裏側は実はかなりの職人技で出来上がっています。和太鼓演奏や教室では、表面の綺麗な部分は見えていますが、内側や裏側はどのようになっているかご存知でしょうか。
和太鼓教室でも教えてもらえない和太鼓の内側は、音の響きが残るように平面ではなく、鱗の利用に凹凸の加工がされています。そうする事で音の残響が残り、良い余韻が感じられる太鼓に仕上がります。太鼓グレードや木種によっても異なり、残響の好みなどで様々模様があります。
1つ1つ職人さんの手作業で行われ、和太鼓は高級な工芸品です。和太鼓は外観も美しい光沢と木目が活きる楽器ですが、見えない裏側も職人技が施された至極の一品です。
和太鼓教室でも演奏でも、普通の太鼓は太鼓は皮で蓋をされ、止まっているので中身を覗く機会はありませんが、中はこうなっていたのです。
太鼓の職人技や技術、こだわりについては浅野太鼓さんが出版されている本がとても参考になります。和太鼓の構造から木材としても資質まで細かく紹介されていますので、和太鼓教室に通っている人や、和太鼓に興味がある方は是非ご覧ください。
和太鼓の裏側には太鼓判がある
もう一つ、和太鼓教室でも教わらない・見ることの少ない太鼓のネタがあります。太鼓を使った言葉で「太鼓判」という言葉があります。
太鼓判とは
1 太鼓のように大きな印判。転じて、確実であるという保証。
2 その人物や品物の質などが絶対によいものであると保証する。太鼓のような判を捺す。「プロが―・した腕前」
実際、太鼓の裏側には太鼓判があります。
三浦太鼓店
塩屋太鼓店
両者ともに、「自分が作った太鼓の証」「自信を持って作り上げた太鼓」であることは間違いなくそんな気持ちが太鼓判には込められてると思います。
諸説ありますが、世の中的にも、太鼓判とは間違いない事や、確実なものを形容することに使われてると思います。きっと語源は太鼓の職人さんが、自分が作ったから間違いない、〇〇さんが作ったから大丈夫、というような風潮から太鼓判という言葉が出来上がったのかと思います。
調べてみると面白いかもしれませんね!太鼓が語源になった言葉は「太鼓腹」など、まだまだありますので時折紹介していきます。
和太鼓教室では教わらない事をテーマにブログを書きましたが、和太鼓教室でしか教わらない叩き方や身体の使い方もあります。和太鼓に興味があるかたは、是非下のリンクをクリックして和太鼓教室を体験してみるのも良いかと思います。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。
このページのまとめ
- 和太鼓教室でも教えてもらえない和太鼓の裏側
- 和太鼓の裏側には太鼓判がある