のりこです
今日、本屋さんに行ったら…
こんな絵本を見つけました
『ちいさなたいこ』
おお~っ
これは、買わなきゃだめでしょ
…ということで、ページを開いてみました。
おじいさんとおばあさんが、畑にかぼちゃの苗を植えると、1つだけひときわ大きいかぼちゃができて喜んでいたところ…
ある晩、どこからか
ぴいひゃら どんどん
と、祭囃子が聞こえてきました。
それが毎晩続くので、外へ出てみると…
その音は、どうやらかぼちゃ畑から聞こえてきます。
あの大きいかぼちゃの中から聞こえてくるので、もいで家に持ち帰り、かぼちゃに穴をあけて覗いてみると…
小さな広場に、親指ほどの人達が輪になってお囃子にあわせて踊っているのでした。
ところがある晩、いつもの時刻になってもお囃子が聞こえず、心配になって覗いてみると…
た、太鼓のかわが破れているではありませんか
(めちゃくちゃ一大事です)
そして、おじいさんとおばあさんは、何とかしてあげたいと思い、小さい太鼓を作ることにしました。
(なんと、胴は細い竹にどんぐりのかわを張り、かわは渋を塗った薄い紙)
やっと出来た太鼓を、お箸でつまんで、かぼちゃの穴へそうっと入れました。
小さな人達はとても喜んで
お礼に小さなお団子を作りました。
そのお団子を食べたら…
不思議なことに、二人とも体が小さくなったので、穴からかぼちゃの中に入って行きました。
それからのち、おじいさんとおばあさんは、かぼちゃの中のくにで、小さな人達といつまでも楽しく暮らしましたとさ
…というお話です。
かぼちゃの中で、お囃子を演奏してみたいけれど、
あの穴から入れないメンバーが約1名いるかもね~。